2015
05.10

キョーフの作文

 中1の息子に作文の宿題が出ました。4月の終わりに宿泊学習へ行ったのですが、その感想文を書いてきなさい、と。作文には苦手意識が強く、とにかく取り組むのにパワーがいります。原稿用紙3枚を前に、それはそれは長々と文句と不満と悪態を並べていました。まずは書き始めよう!とこちらが促しても、「なんも書くことない」「わけわからん」「なんでこんなん書かなあかんねん」。「まず題を書いたら?」「何て書くねん。」「どこに書くねん」「そんな書き方おかしいやろ」「うるさい」と、やはり文句ばかり…。こちらがあきれ果てて放っておくと、さらにキレる、キレる…。「なんでそっち行くねん」「書けるわけないやろ」。はあああぁぁぁ…つかれます。
 彼はこの4月から、放課後デイに通い始めたのですが、そういえば明日がその日…ふとこの作文を見てもらおうと思いつきました。30分ぐらいは学習時間を取ること、学校の宿題を持ってきてやってもいいと言われていたことを考えると、ちょっとアドバイスぐらいもらえるかな、と。本人にもそれで納得させ、放課後デイの先生にもメールで作文を見てやってほしいとお願いしておきました。

 そして、その結果。
 デイから帰宅してまもなく、先生から作文指導の様子を知らせるご丁寧なメールが届きました。ちょっと紹介させていただきます。
↓↓↓
来られてすぐに作文用紙を荷物から出し、積極的にスタートされたのですが、
「何があったか思い出せない・・・」と手が止まってしまいました。
そこで、別紙に、宿泊研修で経験したことを時系列に書き出していく、という作業を行いました。○○君にききとりながら私が書きとめるつもりだったのですが
「自分で書いてみる」とのこと。私の質問に落ち着いて答えながら「簡単な行程表」のような形でメモを作成されました。

次に、作文のコツの一つとして、印象的なできごとを選んで書く方法があることを伝え、作成した時系列メモを見ながら、研修の中で特に心に残っていることを選ぶ作業を行いました。一日目のカレー作りと、二日目のウォークラリーが印象的だったようで、今回の作文にはこの二つの出来事をメインの部分に入れることにしました。

実際に書き始めると、しっかり言葉を選びながら伝えたいことを上手くまとめられている、という印象をもちました。


 何か、すごいですよね。母親がアドバイスしても悪態ばかりをついているくせに、先生(若くて美人の先生なのですが、それも効果絶大!?)と一緒にやると、こんなに豹変するものかっ!

 今までだって、もう母親が勉強を教えるのはやめたい、とずっと思っていました。でも、私しかいなかったから。塾に通えるタイプでもなし。不登校気味で学校の授業に出ていない時期も長く、母が教えるより他に手はなかったのです。荒れ荒れ状態でも、何とかなだめ、励ましながらやってきたけど、正直大変なんですよね。でもやっぱり私が教えるしか仕方ない…。ぐるぐるぐる…。
 でも、今回、初めて人に学習面での支援を頼むということをしてみて、重い肩の上の荷物をひょいと2,3個持ってもらったような、そんな驚きがありました。思いがけない丁寧な報告メールまでもらって、困ったときには人に頼っていいんだと思えたことが、とても嬉しかったのです。

 次の定例会で、子どもの学習困難についての学習会をします。それに先だって、メンバーの方から質問や困りごとのアンケートをとっているところなのですが、皆さん私と同じように、子どもの家庭内での荒れや、母親がずっと横について教えるしんどさを抱えていらっしゃるようです。講師の鳥井先生に、対応の仕方をいろいろ聞いてみましょう。そして、人に預ける、ということも選択肢に入れられるようにするには、一体何が必要なのかも考えてみたいと思っています。  by K.O.



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