2017
11.11

「ここ」さんと親子キャンプに行ってきました!

 ご報告が遅くなりましたが、10月28日(土)~29日(日)に、「NPO法人ここ」主催の親子キャンプに行ってきました。キャンプも4年目かな。今年はいろいろと新しい試みがありました。今まではゆう・きっず主催で「ここ」の皆さんにお手伝いとして関わってもらっていたのですが、今年はすべて「ここ」さんにお任せ。プランを立てたり、施設の予約や下見、当日の運営や子どもたちの遊び相手まで、大変だったと思います。ここのスタッフの皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 去年までは北千里のわくわくの郷で開催していたのを、今年はるり渓(少年自然の家)へ。ちょっと遠くまでチャレンジ!電車とバスでの移動は大変かなあ…と思っていましたが、案外何とかなるものです。子どもたちも、お兄さんお姉さんとおしゃべりしたり、iPadやケータイで動画を見ていたり、上手に車内の時間を過ごしていました。

 当日は、台風が近づいており、天候を心配しつつ決行。1日目は小雨で耐えたものの、2日目は見事な大雨。室内で過ごす分には何も問題ありませんでしたが、温泉&プールに行くとき、帰りのバスに乗るときなど、近くの施設まで10分ほど歩かなければならず、ちょっと辛かったですね…。傘をさしても、横からの雨に下半身はずぶ濡れで…。退所式のとき、1人の女の子が「次はお天気の日にして~」とお願いしていました。かわいいお願いだなぁと微笑ましく、でも本当にそうだねぇと納得(^^)

書き始めるときりがなさそうですが、いくつか思ったことを。

*「ここ」のスタッフさんがステキ

 「ここ」のスタッフさんは、若いお兄さん、お姉さんが中心なので、子どもたちも大喜び。ここさんには、今までにも何度かゆう・きっずの子どもたちと一緒に遊んでもらっているので、子どもたちへの理解も深くなっていて、安心してお任せできました。この子たち、調子に乗ると行き過ぎる面もあり、親はハラハラするのですが、「全然大丈夫っすよ!」と大らかに許してくれて、ありがたや~。
 私が言うのも失礼ですが、ここさん、しっかりしてこられましたね。以前は、時間の段取りが甘かったり、肝心なことが抜け落ちたりと、どこか学生のノリのような軽さがあったのですが、今年はきっちりと進められていただけでなく、いろんな心遣いが感じられて、スタッフさんも成長されたな~、と頼もしく思いました。

*「ここ」の生徒さんが、またステキ!

 今回、フリースクールここの生徒さんも中学生が3名参加されていました。この子たちが、ゆう・きっず(小学生と園児)の子たちの面倒をよく見てくれ、また食事の配膳やゲームの進行なども手伝ってくれており、しっかりしてるよなぁと親たちはみんな感心していました。ここのスタッフさんによると、いつもはもっと子ども子どもしていて、ゆう・きっずの子たちとさほど変わらないそうですが、今日は自分たちが「年上」という自覚があったのか、小さい子の面倒を見ている姿に、新たな一面を発見できてうれしかったです、とおっしゃっていました。
 子どもたちのしつこい誘いや強引な要求にも、穏やかに相手をしてくれていたし、小さい子同士でもめ始めた時も、さっと体を張って止めに入ってくれたりと、「あれ、これってすごいよね」と思えることがたくさんあったんですよ。優しい子たちなんですね。私もここのみんなが大好きになりました。

*代表さんが、超ステキ!

 NPO法人ここ代表の三科元明さん。子どもたちへの熱い思いを持っている方です。
 夜子どもたちが寝静まった後、親とここスタッフさんとで懇親会をしました。親の日々の苦労や心配事など生の声を聞いてもらう良い機会になりましたし、ここさんの活動や生徒さんの様子を聞いたり、不登校経験のあるスタッフさんのお話が聞けるなど、貴重な交流の場でした。
 その中で、代表の三科さんが思いを熱く語ってくださる場面も。「発達障がいがあっても、なくても、子どもは一緒でしょ」「ぼくは療育とかには疑問を感じていて…」これだけ聞くとちょっと誤解を招きそうなところもありますが、私は以前に聞いたお話と重ね合わせて、三科さんらしい意見だと思って聞いていました。ちょっと補足しておきますね。三科さんは以前、吹田市の適応指導教室のサポーターをしていたのですが、そのとき、とっても個性的な子がいたそうです。「じっとしてなくて、いつもちょこちょこ動き回って、言うことは聞かないし、口は偉そうだし…でも僕はその子の担当になるのがとっても嬉しくて、楽しかったんです。ところが、ある日、薬を飲んだとかで、その子がいつもと全然違って、全く元気がなくて動かない。こんなん○○くんちゃうやん!」と、とても憤りを感じたそうです。三科さんにとっては、「困った子」は全然困った子ではなく、おもしろいやん!いいやん!大好きやで!オールOK!な存在として受け止めてくれるようです。貴重な方。そして、その子の個性を無理に変えようとすることに大きな疑問を感じているのですね。その子を変えるんじゃなくて、社会が変わるべきでしょう、と。誤解のないように私から申し上げておきますが、決して療育とか、服薬を否定しているわけではないのです。それが良い、悪いではなく、その子の個性・特性を丸ごと受け入れられない社会に対して、問題を感じているということです。今回も、「この子たちはすぐに大人になってしまう。それまでに社会を変えていかないと、と思うと、焦りを感じます」とおっしゃっていました。
 今回キャンプに参加してくださった一人のお父さんは「ぼくたちは、社会に合わせていくのが当たり前だと考えてしまうし、だから自分の子どものことも、そんなんじゃ社会で通用しないから何とか(子どもを)変えないと、と思ってしまうけど、三科さんの社会の方を変えていきたいという考えは新鮮でしたね…」と感想を述べられていました。
 そんなこんなで、気がつけば夜中の2時でした…。三科さんは、皆さんの睡眠時間を削ってしまって申し訳ない…と恐縮されていたようですが、いえいえ、とても興味深くて、貴重で、しかも心地よい時間が流れていたので、時間を忘れて過ごしてしまいました。こちらこそ、遅くまでお付き合いいただいてありがとうございました。

*そして、ゆう・きっず。私の大事な仲間たち。
 
 今回、ゆう・きっずからは6家族15人が参加してくれました。去年までの途中帰宅もありのわくわくの郷と違い、ちょっと遠いるり渓まで行くのがハードルが高かった方もいたようで、いつもより少なめの参加人数。だからこそよけいに、勇気をもって参加してくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちも、いろいろありながらも、楽しんでくれたのかな?
  
 私も年をとり(!)、子どもは中3になりました。まだ幼い子をお持ちの方にとっては、何だかそれだけで子育てのベテラン!完璧!何でも知っている!という存在に映るようです。そういえば私も、以前は高校生のお子さんをもっている先輩母に対して、「すご~い♡」と尊敬の念をもち、雲の上の存在のような気がしていました。でも、自分がその立場に近づきつつある今、正直とまどいを感じます。私もまだまだ悩みながらの子育て中。現在進行形です。時にはブチ切れ、時にはドーンと落ち込むことも。私そんな完璧じゃないし…と思ってしまいます。私にとってもゆう・きっずはなくてはならない救いの場ですし、そこに集うお母さんたちは、一緒に闘う仲間です。変に崇拝されるのではなく、同じ立場で、一緒に歩んでいきたいなあ…と思っています。

 今回のキャンプでは、子どもを交えて親同士も交流することで、よりお互いの子育て状況を分かり合え、つながりも深まりました。何より、楽しかった!キャンプに限らず、定例会でも、分科会でも、食事会でも、皆さんがゆう・きっずを支えてくれています。必要としてくれる方々がいるからこそ成り立っている会であり、一人一人が作り上げているんだという思いをぜひ持っていてください。そして、ぜひぜひいろんな会やイベントに、前向きに参加してくださいね。次の定例会では、趣味や好きなことをテーマにした交流を予定しています。子どものことだけでなく、自分自身の楽しみや、気の合う仲間を見つけてほしいと思っています。親が前向きに生きることが、子育てにもきっと良い影響を与えます。みんなで手をつないで、支え合いながら、一緒に進んでいく仲間がゆう・きっずにはたくさんいます!  by K.O.

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カレーを作りました。

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いただきます!

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ゲーム:人間知恵の輪

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ゲーム:なんでもバスケット


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