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2019
07.26

7月定例会のご報告

Category: 定例会
 7月12日(金)にゆう・きっず7月定例会を開催しました。今回は、株式会社 江坂起業家支援センター代表取締役の高木学氏にお越しいただき、「地元の中小企業で働くという選択肢」というテーマで、就労についてのお話をしていただきました。
 ご自身も発達性協調運動障がいだとおっしゃる高木氏。堺市教育委員会やIT系企業で勤務された後、1997年に「教育・行政・経営・情報コンサルタント」として開業し、その後「江坂-起業家支援センター」を立ち上げ、起業家だけでなく発達障がい・引きこもりなどさまざまな悩みを抱える人々の就労を支援していらっしゃいます。
 一方で4人のお子さんがそれぞれに発達の凸凹を抱えておられるとのこと。当事者として、親として、支援者として、さまざまな観点からお話をしてくださいました。

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 最初に自己紹介としての高木氏の生い立ちやキャリアなどをお話しいただいた後、参加者から「いま気になっていること、聞きたいこと」を一人ずつ言ってもらい、その質問に答える形で学習会は進みました。そのためか、具体的な仕事や企業のお話というよりは、就労をどのように捉えるべきか、子育ての考え方といった、「就労に向けての心構え・親編」ともいうべき内容になりました。そこには、親にとって耳の痛い話もあれば、目からウロコの考え方もあり、刺激的で濃い学習会となりました。

 申し訳ないことに、今回、いつも学習会後に記入していただいているアンケートを準備し忘れてしまいました。そこで、スタッフさんや参加者の方が学習会の内容や学んだことについてまとめたり、感想を送ってくれたりした文面を掲載します!


*~*~ Aさんより ~*~*

 ・みなさん高校や大学の知識が本当に就労の役に立ったか考えてみてください。もちろん、医師や看護師、弁護士や教師など免許や専門知識の必要な仕事もありますが、一般的な仕事は、中学までの知識で十分です。そういう意味で本当に高校以降の教育が就労に必要とは限りません。
 もちろん、子どもが勉強を望んでいる場合ややりたいことがはっきりしている場合は進学もありです。しかしながら、特に進学しなくてはいけないわけでもありません。無理に進学させることで、子どもに意味もなく負担をかけなくてもいいのです。その無理が子どもを笑えなくしていませんか。
 
・高校、大学、大企業というのが就労の定型の道だと思っていませんか。大企業に就職する場合、取締役を頂点とし、新卒新入社員を裾野とするピラミッド的階級構造に取り込まれるだけなのです。いわゆる役職につけるのは極一部です。その階級で上に上がれない者は、いずれ転職したり起業せざるを得なくなります。それなら最初から中小の会社で自分の居場所を確保するのも一つの手です。

・企業からの求人だけが就労の道だと思っていませんか。求人だけを見てその中で自分のやりたい仕事が無いから仕方なく自分を仕事に合わせる。本当は逆なのです。
 まずは、自分のやりたいことをはっきりさせ、それができる会社を探す、無かったら起業すればいいのです。そもそも社長になるのに医師や弁護士のように何の資格もいりません。優良な会社は求人は出しません。出さなくても向こうから人が来るからです。

・江坂が起業しやすい街になるよう、中小企業で協力し合って頑張っています。A社にいない人材をB社と協力して共通で使うなどしてお互いに人材を融通しあったり、共同でプロジェクトを組んだりして効率化を図っています。
 そのような感じで凸凹のある人もデコとボコを複数人組み合わすことで会社として機能するようになります。お互いの能力を補填する感じです。

・子どもは親の顔色を見ます。親に「良い高校に行き、良い大学に行くのですよ」と言われるとその期待に応えたくなり、無理をしてしまいます。でも、それは本当にその子がしたい生き方かどうかわかりません。15歳から20歳ぐらいは人生でもっとも多くを吸収できる時期です。職人になるにしても最も技術を習得できます。それを何も考えずに進学するのは本当はとてももったいないことなのです。
 世の中にどんな仕事があるか、まずはよく知ってください。そしてそこで働くためには何をすればいいかよく考えてください。その中での進学であり、就職です。

*~*~ Bさんより ~*~*

【働くことについて】
・ 「働く」はにんべんに動くと書くが、人が動くだけでは「働く」とは言えない。「人のために動く」こと、誰かの役に立つことで初めて「ありがとう」と言ってもらえる。それが「働く」ことの本質。

・ 世の中にどんな仕事があるのかを子どもは知らない。だから10代の子どもと中小企業の経営者を会わせることで、子どもに新たな「気づき」を与える活動をしている。「13歳のハローワーク」などのウェブサイトも活用するといい。

・ 会社は「6人乗りのバス」と考えるといい。凸凹のある人が集まり、得意・不得意を補い合うことでうまく回っていく。

・ 大企業で働くことにこだわる必要はない。大企業以外にも、会社はたくさんある。大企業に入っても、競争の中で多くの人がやめていく。中小企業は人数が少ない分、そこにうまくはまって必要とされる人材になれば、やめることなく続けられる。

・ 「言われたことをやる」のは昭和の考え方。「言われなくてもやる」のが平成(自主的)、令和は「自分で決めて自分でやる」(主体的)人間が必要とされる。子どもにどのように主体性を持たせていくかを考えよう。

【子どもの将来について】
・ なぜ高校や大学に行かなければいけないのか?中学までに学んだ知識があれば、たいていの仕事はできる。

・ 「夢がない」という子は、周りの大人がどこかでその夢を潰してしまっている可能性が高い。物心がつく前に、その子が何が好きだったかを親は知っているはず。好きなことで人を喜ばせることが仕事につながる。

・ 15歳〜20歳は、学んだことが最も身につきやすい期間。この時期にやりたくない勉強をイヤイヤやらされるのは無駄。そこで技術を身につけて職人を目指す道もある。

・ 就職とは、「求人のある会社を見つけ、そこに自分を合わせる」ことではない。子ども自身が「したいこと・好きなこと」を見つけ、それをやっている会社を探し、そこで働きたいと伝える。なければ自分で起業する。その際、「好きなこと・したいこと」だけではダメ。それが誰かの役に立たなければいけない。

・ みんながみんな、18歳や22歳で就職しなければいけないわけではない。30歳で就職でもいい。

・ 勉強はしたくなったらいつでもできる。50歳を過ぎてから大学で学ぶ人も多い。知識を得ることよりも、「勉強の仕方」を知っておくことが大事。

【子育てについて】
・ できない自分を認めてあげること、「自己受容」が大切。自己肯定感が低下していないか、家で常に気をつけておいてあげないといけない。

・ 自己肯定感を高める場所は「家」。どんな状態でも許されるという思いを持たせてあげよう。

・ 親にとっての幸せは「子どもが笑っていること」のはず。どうすれば子どもを笑わせられるかを考えよう。そのためには親自身が笑うことも大切。

・ 子どもが「大人になりたくない」というのは、周りの大人が幸せそうではないことが原因。親が幸せそうに生きている姿を見せたり、「こういう大人になりたい」と思える人と会わせてあげよう。

・ 過集中は止めてやった方がいい。体のため、健康のために。「1時間やったら10分休憩する」などルールを決める。

・ 子どもが優先順位をつけられない場合、「これとこれならどっち?」と2つなら比べられることがある。トーナメント方式で順番に比較して、一番を決めればいい。

・ 子どもが自分で決めたことに対して、感動してあげよう。「すごいね」「やってくれてありがとう」などの言葉をかけてあげよう。

・ 親は素人。100点を取ろうと思う必要はない。親も子どもも50点で十分。

・ 子どもの行動は、母親に好かれるためにやっていることが多い。母の影響力は大きいので、親子関係を良くしておくことが大切。

・ 何歳からでも、取り返しはつく。長い目で見てあげればいい。

〜個人的感想〜
 親としては耳の痛い、グサッとくるような内容も多かった今回の講演。講師の先生がおっしゃったことを全て理解しきれたとは言えませんが、考えさせられることは非常に多かったです。大切なのは、親が「こうでなければいけない」と決めつけず、柔軟な考えを持って子どもを受け止めてあげることなのだろうと思いました。柔軟な考えを持つためには、親も子もたくさん情報収集をして、自分の世界を拡げていくことも大切だと感じました。



 そして、今回スペシャルゲストが! 髙木氏のところの利用者さん、とのことでしたが、若くてかわいらしい女性のMさん。見学かな?と思っていましたが、会が始まると4面のホワイトボードを駆使して、髙木氏や参加者の発言をまとめ、見事な「見える化」。話を聞きながら要点を書き留めていくスピードとともに、その使われる言葉の選択も絶妙で、途中私は「ほぉ~♡」と見入ってしまいました。

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聡明な頭脳をもつ彼女ですが、厳しい親御さんの元で幼いころから「良い子」を演じ続けて、好きでもない勉強を頑張り続けて、結局心が壊れてしまったそうです。要所で、当事者としてのコメントもくださいました。そんなMさんのお話に、こんな感想も…

*~*~ Cさんより ~*~*

Mさんのはなしを聞けたことは、すごく良かったと思います。
「みんなお母さんと同じ顔してる」って言われてギョッとしたよ。
子ども目線のはなしってなかなか聞けないよね?
それも優秀で、それが故の挫折や苦しみ。親に無条件に愛されたいという願い。
やりたいことをさせてもらえるって、自分を尊重してもらえるってすごく大事なことなんやなって。

今回企業のはなしがあんまり聞けなかったのは残念でしたが、それはまた次回にということでもよいかなと。

そして笑顔が生きることの根っこなんやなと。
今日は生きることの本質のお話だったようにおもいました。

家にかえってから思ったのは、高木さんは母たちの質問を聞いていて、頭の固さを一度壊す話をしたくなったのかも?と思いました。
まあそれは高木さんにしかわからないことではありますが。


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 髙木様、そしてM様、貴重なお時間をどうもありがとうございました。
ゆう・きっずでは、10月ごろに、親を対象として、実際に江坂の中小企業をいくつか回らせてもらおうという見学ツアーを考えています。その後、子どもたちのツアーも組めたらいいなあ、とも。
 親も子も、実際に見てみることで、よりリアルに働くことを感じられるでしょうし、それが今の子育てに何が必要かを見直すきっかけにもなることでしょう。
 きっとまたお世話をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 by K.O.




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2019
06.28

6月定例会のご報告

Category: 定例会
 6月20日(木)、ゆう・きっずの定例会が行われました。今回は、参加者同士が自由に話し合う交流会のスタイルで、6月のテーマは「進路の選択について」。多くの親御さんにとって気になる話題だったようで、参加者は約40名と大盛況でした!

■前半(全体トーク)

 前半は、小・中・高それぞれについて、どのような進学先が考えられるのかを全体でシェア。吹田市の実情を中心に、さまざまな情報を共有しました。

 小・中への進学については、通常級にするか支援級にするか、また支援学校も選択肢に入れるべきか?といったことを中心に、それぞれのメリット・デメリット、どのような支援が受けられるのかなど、気になるポイントを詳しく解説していただき、みなさんとても参考になったようです。

 中でも、「中学→高校は密接につながっているので、中学を決める時に『高校をどうするか』をある程度考えておく必要がある」というのは重要なポイントだと感じました。また、中学生ともなると本人の意思を尊重することも大事だというのは、困難のある子を持つ親として忘れてはいけない視点だと思いました。

 高校進学については、現在では本当にさまざまな選択肢があります。公立高校、私立高校、特別支援学校高等部、高等支援学校、高等専門学校(高専)、専修学校、通信制高校などなど…。それぞれ入学試験の有無や選考のスタイルも、そこで何ができるかも異なるので、我が子に一番合う進路を見つけるには情報を集めることが何より大事だなあと感じました。「特別支援学校高等部」と「高等支援学校」、「高専」と「専門学校」がどう違うのかなんて、なかなかわかりませんよね。また、同じ通信制高校でもその学校の所在地によって大阪府の補助金が使えるかどうかが変わる、といったことも目からウロコでした。

 最近、大学入試では「合理的配慮」を取り入れているところが少しずつ出てきており、別室受験や時間延長などに対応してくれる大学もあります。その際、中学や高校でのテストの際にどのような配慮を受けていたか?という実績を示せると、対応をお願いしやすいそうです。そういった意味でも、先を見据えて学校と話し合っていくことは非常に大切だと感じました。

■後半(グループトーク)

 後半は、少人数にわかれてのグループトーク。「小学校進学に向けて」「中学校進学に向けて」「高校進学に向けて」という区分に加えて、同時進行で「中学入試」「不登校」についてのトークも実施しました。それぞれのグループに、すでに進学を経験した先輩たちがアドバイザーについて、さまざまな質問に答えてくださいました。

 中学校進学グループでは、特に気になるのは「支援級に所属した場合、高校進学はどうなるの?」という点でしたが、通常級と同じテストを受けていれば受験は可能ということで、個人的には少しほっとした部分もありました。最近では、小学5・6年生の保護者を対象に進学先の中学校の見学会を行ったり、学級懇談会で中学校の先生を呼んでお話を聞いたり…といった試みをしている小学校もあるようです。できるだけ事前に情報を入手して、親子ともに安心して進学を迎えられるといいですね。

 また、私立中学の受験を視野にいれている方や、選択肢として話を聞いてみたいという方もかなりいらっしゃるようで、こちらのグループのトークもかなり盛り上がっていた様子でした。

 ご自身もたくさん悩みや不安のある中で、アドバイザーとしていろいろと教えて下さった先輩ママの皆様、本当にありがとうございました。一つの進路を決めてもそれで終わりではなく、子どもの成長に応じて常に迷いは尽きませんが、こうして情報を共有し合うことで、少しでも不安を解消し、未来への希望を持てるといいなと願っています。(A.Y.)


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2019
06.12

5月定例会のご報告

Category: 定例会
 5月24日(金)、ゆう・きっずの5月定例会を開催しました。
今回は学習会で、親和女子大学の森田安徳先生にお越しいただき、「特別支援教育の変遷と展望~私的経過とエピソードを交えて~」というテーマでお話していただきました。

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 森田先生は、今後ゆう・きっずの定例会[交流会]等を中心に、アドバイザーとして参加してくださる予定です。森田先生は、長く吹田で発達障がい児の教育と療育に携わってこられた先生で、今回は、森田先生の思いやお人柄をわかっていただけるように、先生の今までの活動や、特別支援教育の変遷や今後の展望について、関わった子どもたちの事例も挙げながらお話していただくようにお願いしていました。

 最初にDVDをお見せていただいたのですが、これが…ね。
 まだ自閉症児への関わり方も模索中の時代。自閉症の男の子が電車の中で発する奇声、周囲の冷たい空気、母の焦りと怒り、叱責…さらに奇声を挙げる子…。思うようにならない子育てに、子どもをたたいたり、怒鳴ったり、その後に押し寄せる後悔と悲しさ…皆さんそれぞれに、自分と重ね合わせる部分があったのだろうと思います。胸が痛く、切なかった、という感想をたくさんいただきました。
 でも、関わり方を変えることで、子どもは変わった。自閉症の子の中にも、豊かな情緒があり、意思があり、自分の世界があると伝えてビデオは終わりました。これが森田先生の思いの原点なのかな、と私は感じました。

 また、障がい児教育の歴史、というお話もしていただきまして、今までの学習会にはなかった切り口でした。ここは興味ある方とない方に分かれたかもしれません。
 正直、昔の障がい児(者)の置かれていた厳しい状況に愕然とするとともに、今がどれほど恵まれているのかを感じました。森田先生にその感想をお伝えすると「昔っていっても、つい最近までそうだったんですよ。でも、大きく変わったのは、やはり保護者の力が大きかった。」とおっしゃっていました。
 親の力…私たちの力、ですか…少々考え込んでしまいました。

 私たちはついつい「学校が…」「行政が…」と足りない部分への不満が出てしまいますが、不満で終わらせず、そこからどう前向きに行動していくかか大切なのかもしれません。歴史を振り返り、今の特別支援教育が多くの親や支援者の力によって作られたものだということに感謝し、その上で今私たちが声をあげることで、子どもたちがもっと生きやすい環境をつくっていける、次の世代に残していけるものがあるはずだ、ということに思い至りました。今回の支援教育の歴史の講義、意義深いものだったと思います。

 会の中で「聴覚過敏の子がいるので、小学校に運動会のスピーカーの音量をどうにかしてほしいと何度も何度もお願いしているのに、配慮をしてもらえない。悲しくなります。」とおっしゃるお母さんに、先生からいろいろアドバイスいただいた最後に「他のお子さんも同じようにしんどい思いをしているかもしれない。あとに続く子たちのためにも、お母さん、悲しくならないで、あきらめないで。」と。

 わが子のためだけではなく、次世代のために、と思うと強くなれる気がします。「これって私のわがまま?」「無理なお願いしてる?」とめげそうになる気持ちを、もう一度奮い立たせられそうな…。がんばろう、お母さんたち。

 森田先生、ありがとうございました。もっとお話を聞きたい、という要望もたくさんいただいています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 by.K.O.


以下、学習会後のアンケートのコメントを記載いたします ~*~*~*~*~*~*~

・DVDの内容を見て涙が出ました。まるで私たちを見ているようで。
 歴史的な内容を聞くのは初めてだったのでおもしろかったです。

・これまでの支援教育の流れを知ることで、子どもの視点を考えないといけないと改めて感じました。ありがとうございました。

・森田先生が特別支援にかかわるきっかけから実際に働かれる中で具体的な支援の変遷とご自身の経験談も伺うことができました。特別支援教育のことについて学ぶことができてよかったです。
 
・最初に観せて頂いたDVD感動しました。親の意識や考え方を変える事が大切だと思いました。
 
・森田先生のお話を伺って障がいのあり、なしに関係なくその人の人格を大切に接することが大切だと改めて気づきました。発達障がいの子の困りごとについて、どこに困っているのかよく観察して分析し、その子の気持ちに寄り添いながら根気よく対応できる事がとても素晴らしく思いました。私も子どもの困っている気持ちに実感して対応策を考え、根気よく行動できるようになりたいと思いました。貴重な経験談ありがとうございました。

・戦前の障がい教育は差別的なことも多く、今との違いにショックを受けました。

・ここ40年位で医学的・教育的・福祉の向上で障がい者(児)の人権が守られたり、理解・配慮される社会が確立されつつある世の中に感謝しなきゃと再認識することができました。

・得意なこと、不得意なことを自分で受け止め、苦手なことはこうやったらうまくいった…という体験を積み重ねられるよう、丁寧に子どもと接する事が目標になりました。
 
・困っている場面、一つ一つスルーせずに対応していくことの大切さを改めて実感しました。今、小学校4年生ですが、今の行動や対応が後々大きな力となり自信を持って生活をすることができたら…良い事を想像するとこれからのことが少し楽しみになりました。「合理的配慮」良い勉強になりました。

・ビデオをみれたことでまずわかりやすかったです。質問に丁寧にお答え下さってて聞きやすかったです。障がいのある人の世界を知り、理解することが大事だと改めてわかりました。

・自閉症の家族のビデオを観て、親子の葛藤や世間の目など自分の生活に置きかえたら心が痛む気持ちになりました。森田先生は長期に支援や養護学級で関わりがあり経験されているので私が知らなかったお話や障がいの子達のお話を聞けて大変良かったです。まだまだ知られてないことが多いんだなあと思いました。

・特別支援教育がどのように変わっていったのかが良くわかり、今はたいへん恵まれた時代になってきたのだなと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。具体的なエピソードで対応方法を考えていただけてとても参考になりました。見通し・スケジュールの事前周知など実行してみようと思います。
 
・自己肯定感を高められるように、自分の得意な事・苦手な事を整理できるようにして今後の中・高・大学など合理的配慮を受けられるようにしたいと思いました。

・はじめに観たビデオ(がく君・ゆうき君)は昔みた記憶があります。親になる事に相当ビビッた覚えがあります。短時間に内容の濃いお話でした。

・障がい教育の変遷について今日初めて知る事が多く、大変勉強になりました。歴史的にみると発達障がいが特別支援教育に加わってからはまだ日が浅く、学校の先生方もまだまだ勉強中なのかな?と思いました。
 
・先生のエピソードの中で、入学式につま先立ちや叫ぶ子がとても少なくなったという話がありましたが、効果があるのか半信半疑だった幼児期の療育がその後の成長において確実に効果があるものだったんだと思うとほっとした気持ちになりました。

・教育現場からの声がきけて興味深かったです。

・最初に見せていただいたDVDが少し衝撃的でした。ウチの子は軽度ですが、幼児期には視線もあわず、会話にならず、育て方を悩んだり、自分を責めたりしました。
DVDに出てこられた親御さんの心情が伝わってきました。今、思うと彼女(女の子です)の気持ちを理解しようとする努力はかけていたように思います。私が欠けていたところは周りの先生方にフォローしていただいて娘はすごく成長しました。

・興味深いお話をたくさん聞くことができました。支援教育の歴史、これからの課題など初めて聞く話も多かったです。自分の子どもとの関わり方、接し方のヒントもたくさんいただいたので良い勉強になりました。

・子どもが自分(親)の言うことをきいてくれない。親の経験や考えできっとこの方法や考え方の方がいいと思い、子どもに伝えて押しつけてしまっている傾向になっていました。
親としては良かれと思ってしている事が子どもの思いを尊重していなかった。子どもがする行動には意味があり、価値ある存在であるということを忘れてはいけないと改めて感じさせられました。

・質問でも出ていましたが、学校での行事・イベント・学習面など古くからやられている不思議な事などもっと聞いてみたかったです。吹田市は、水泳をいつまでも必要以上にやられる事、この暑い日が続く中子供は嫌がっているのにその声を聞こうとしない事など……学校に対する事を色々聞いてみたいです。

・このような学習会に初めて参加させていただきましたが、支援教育の歴史、変遷なども興味深く、何より先生の長年たずさわって来られた経験からのお話がいろいろと参考になりました。質問に丁寧にお答え頂いたのが、理解しやすくて良かったです。今後も来て頂けるということで楽しみです。

・途中からになりましたが、新学習指導要領のお話をきけてよかったです。私も読んでみたいと思いました。森田先生のような先生が学校にふえてきていってほしい…。

・支援教育の歩みや基本が分かり、以前に比べ現在の体制に感謝しつつも、まだまだ足りない必要な部分があることを感じました。初めに見たDVDは子どもと自分の昔の姿と重なるところがあり、その頃の気持ちを思い出してぐっときました。子どもの成長ごとに困っていることが変わっていくので、先生のおっしゃっていた個としての発達や年齢に沿った支援内容の必要性を感じているところです。

・本当に参加できてよかったです。最近イライラしてしまって子どもに接していたのですが、見通しを立てて伝える事の大切さや嫌な事があった時の解決するためのバリエーションなど、さっそくとり入れてしたい事がたくさんありました。

・質疑応答で、具体的な事例と対応をお聞きできて、たいへん参考になりました。どの子の困りごとも我が子に共通する部分があるので、我が子に対しても取り組んでみたいと思いました。森田先生のお話は一貫して本人の気持ちを第一にしているので、私もその視点を持ち、我が子の困り事を掘り下げて今後の生活に活かしたいと思いました。これからもたくさんのアドバイスをお聞きしたいです。

・事例も交えて子どもの年齢に応じた支援を教えていただけて、本当にありがとうございました。教育場面も変化してきており、子どもも少しずつ受け入れられやすくなってきている事も知り、ありがたかったです。障がい告知に関しても自分自身を理解してもらいやすい関わりを日々意識していきたいと思います。

・戦前など歴史の話が長く、短くてもいいかな?と思いました。後半の、症状に対する対策をもっと事例をあげて詳しく聞いてみたかったです。具体的な現場の話、うまくいった話、取り入れてみたいと思うアドバイスを聞いてみたいです。

・しんどいことが多い子達にとって昔は大変だったこと、今はずいぶん変わってきてよかったと思いました。もっともっと理解が高まったらいいなと思いました。具体的な対応の話も交えてだったので、参考になる事がたくさんありました。DVDが、子どもの小さな頃を思い出してちょっとしんどかったです。

・かんしゃくを起こすのは、見通しが持てないから、という指摘にとても納得しました。特に放課後や休日の過ごし方、何も予定がなく過ごす日でも、少しやらないといけないこと(宿題や明日の準備など)遊びたいこと(テレビなど)を紙に予定を書いて見せて、見通しを立たせようと思いました。「誰にでも旅行の話をする」の全体像からの説明もやってみようと思いました。

・特別支援教育について勉強したことがなかったので、今回の内容が参考になりました。子どもを支援するときや、学校と交渉する上で知っておくことでプラスになると思いました。

・説明の例が具体的で分かりやすかったです。教育者側の視点から詳しいお話が聞けたのはよかったと思います。今後、学校と親が上手に連携していく方法を模索できればと思いました。

・困った時の対応方法をもう少し本人と話し合って考えたいと思いました。ただ、会話が難しく、すぐにけんか口調でまともに話すことが難しいので、どうするか考えていきたいです。

・とても分かりやすく、自分の子どもと重ねて考えることができました。DVDを見て心が苦しく、お父さんやお母さんの気持ちになり涙しました。先生の支援が必要な子どもに対しての優しさや情熱が伝わりお時間があればまだまだお話をお聞きしたかったです。

以上です。


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2019
04.26

4月定例会のご報告

Category: 定例会
 新年度が始まってはや1カ月。子どもたちもようやく新しい教室や先生に慣れてきたかな?というところで10連休ですね。子どもは喜んでいますが、「10日もお休みだなんて…」と頭の痛い思いをしている親御さんも多いのではないでしょうか。

 さて、4月25日(木)に今年度初の定例会が開催されました。4月はおおまかなテーマを決めて、自由に語り合う「交流会」です。今回が初参加という方も含めて、20名強の参加者が集まりました。

 今回のトークテーマは、「新年度が始まっての近況報告・情報交換会」。前半は全体で話し合い、後半は子どもの年齢ごとに分かれてグループトークを行いました。

■前半■
 前半は、テーマに沿っての全体トーク。話し合ったポイントは
 ①学校・先生に子どもの特性をどう伝える?
 ②友達との関係(トラブルがあった時にどう対応するか?)
 ③放課後の過ごし方
の3点です。中高生のお子様を持つ先輩ママさんたちから、素敵なアドバイスをたくさんいただきました! 中でも私が特に印象に残ったことをお伝えします。

①学校・先生に子どもの特性をどう伝える?
・起こりうるトラブルを想定して、「どう対応してほしいのか」をしっかり伝える。 
・学校は文書主義。伝えたいことは、できるだけ書面にして渡した方がよい。(ただし長すぎると先生が読まないことがあるので、プリント1枚くらいにまとめると良いかも)
・放課後等デイサービスなどで、専門家が作ってくれた支援計画やアセスメントシートのコピーを渡すのもよい。(文章にするのが苦手な親にとっては、画期的なアイデアでした!)
・担任の先生だけでなく、教頭・校長など管理職と顔見知りになっておくといろいろ話しやすい。PTAの役員などをやってみるのもいいのでは。

 中でも「なるほど」と思ったのは、「一度先生に話をしたり、書面を渡したりしたからといって、『伝わっている』と思ってはダメ!」というお話でした。確かに、先生は伝えても忘れることもあるし、親のようにいつもその子のことばかり気にかけてくれているわけではないのですよね。「機会があるたびに、繰り返し伝え続けることが大事」というアドバイスは印象的でした。

②友達との関係
・トラブルがあった時、相手の子の親と直接コンタクトを取るのはやめた方がいい。できる限り学校を通した方が、問題がこじれなくてよい。
・相手にケガをさせたなど、大きなトラブルがあったら、子どもと一緒に謝罪に行く。親が謝る姿を子どもに見せることも大事。
・できるだけ腰は低く!「申し訳ない」という姿勢を示したうえで、「子どもも、友達と仲良くしたいと思っている」「何かあったらすぐに親に教えてほしい」など、相手の親御さんに丁寧に伝える。
・謝った後は気持ちを切り替える。自分を責めて落ち込んだりしない!
・子どもの言い分もきちんと聞いてあげよう。そのうえで、何が良くなかったのかをきちんと理解させよう。

③放課後の過ごし方
 今回の参加者の中では、放課後等デイサービスを利用している方が多くいらっしゃいました。

・放課後デイは、人気のあるところはもう定員オーバーであることが多い。新年度が始まる前に申し込んでおく方がよい。
・友達との付き合いが難しい子にとっては、放課後デイは大人のサポートがありつつ同年代の子とふれ合えるよい機会。
・利用には受給者証が必要だが、診断がおりていなくても取得できる場合もけっこうある。最初からあきらめず、利用したい場合は市に相談してみるといい。

 そのほかには、スイミングや習い事などに通っているお子さん、児童クラブを利用しているお子さんもいらっしゃいました。

■後半■
 交流会の後半は、「小学1〜3年生」「小学4年生」「小学5年生」「小学6年生」「中高生」の5グループに分かれ、気になることを自由に話し合いました。

 私の参加した「小学6年生」グループでは、やはり今一番気になるのが進路のこと。地元の中学に入ってついていけるのか、支援学校も視野に入れるべきか…など、お互いに悩みや考えていることを打ち明け合いました。途中からは中学生のお子さんを持つ先輩が参加してくださり、中学の支援の様子もいろいろ聞けて、少し不安が解消されました。

 当初は、途中で複数のグループを合体して輪を大きくしていく予定だったのですが、どのグループも話が弾みすぎてそんな提案をする暇もなく、終了時間が来ても話が尽きない、といった感じでした。

■終了後■
 この日は初の試み、「延長交流会」も開催。まだまだ話し足りない!という方たちが集まり、場所を変えてランチをしつつ語り合う、という企画が行われました。残念ながら私は定例会のみで退出してしまったので、こちらの様子はご報告できないのですが、子どものことになるとどれだけ話しても話が尽きることはありませんよね。

 交流会に参加するたびに、自分と近い悩みを持つ人たちと話すだけで、こんなにも気持ちが楽になるものなのだなあと実感します。悩みが解決するわけではないけれど、「一人ではない」と感じることは大きな励みになります。

 参加された皆様にとっても、交流会が少しでも心安らげる場所であることを願っています。(A.Y)
 
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2019
04.25

延長交流会

Category: 定例会
 今年度新たな企画、「延長交流会」が初めて開催されました。4月定例会後、同じ夢つながり未来館のお部屋を午後からも借りて、おしゃべりの延長戦です。

 今まで、定例会が終わった後も、あちこちで立ち話をされている方がいらっしゃいました。ゆっくり座って話せたらいいのになーと思いながら、だんだんとそれが新企画につながっていった感じです。「みんなどうせ帰ってお昼を食べるんだから、お昼ごはん食べながらしゃべる時間ぐらいはあるんちゃう?」「どこかでランチ…混む時間帯にお店の確保が難しい…」最後はスタッフの「未来館の部屋を借りるのが一番いいんじゃないの!?」という言葉で、決定!
 希望者のみの参加で、事前の申し込みも必要なし。入退室も自由。その場のノリで、あ、もっと話したい!と思ったらそのまま参加できる気楽さで続けていきたいと思っています。

 さて、今回は…10名弱のお母さんたちが残っての延長交流会。人数が少ない分、定例会よりもくだけた雰囲気で、お互いの距離が近く感じます。
 ちょうど同じ中学校校区の方が数名参加されていて、おそらく皆さん初対面だったと思うのですが、とても話がはずんでいる様子でした。中学に通う先輩ママに、小学生ママたちが中学の様子などを教えてもらっていて、お互いに連絡先を交換したり、うまくつながるきっかけとなったようです。
 もちろん、そのグループだけではなく、他でも、最近の子どもの様子や進路のこと、友達とのこと、勉強のこと…、コンビニで買ったお昼をほお張りながら、話もちょっと突っ込んだところまで踏み込んでできたような気がします。テーマがあるわけではないので、自分が聞いてみたかったことを周りの人たちに聞きやすいところもありますね。

 これからますますメンバーさん同士のつながりができていきますように。そのために、延長交流会が役立つことを願っています。  by K.O.


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